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すー日記 bis ブログ

(すーにっき・びす/映像翻訳・字幕翻訳のあれこれ)

映像翻訳って? (特殊性&業界案内にオススメの本)

映像翻訳って、ほかの翻訳分野に比べ、ちょっと特殊だと思います。
例えば…

・文字数制限がある。(吹替えの場合は「尺」の制限)。(*1)
・使っていい言葉や漢字が、割ときっちり決まっている。(用字用語)。
・映像作品であれば どんな内容でも扱う。(分野の棲み分けがない)。
・発注元が出版社や翻訳会社ではなく「制作会社」や「配給会社」。(*2)
・出版に比べて納期が短め。(10日~2週間くらいが多いと思います)。
・ソフトを使う。(特に字幕。吹替えも最近、ソフトができました)。
・ギャラの計算が「巻」いくら。(1巻=10分です)。(*3)

…といった感じ。

(*1)「尺」=長さのことです。
(*2)「翻訳会社」が映像を扱っていることも、少ないですがあるみたいです。
(*3)  最近はちょっと事情が変わってきていますが、劇場公開作品など、基本は今も「巻」計算です。

訳者献本(献DVD?)もないです!
たまにサンプルDVDを頂戴することはありますが、私は必要なら自分で買っています。劇場公開作品も、初号とよばれる確認用の試写はありますが、マスコミ試写の試写状をいただけるとかチケットをいただけるといった特典はないです。(プログラムは、配給さんは送ってくださることが多いかも?)

   ・   ・   ・

そんな映像翻訳業界を知るための、「とっかかり」になりそうな本をご紹介してみたいと思いますemoji

①『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』太田直子さん
②『出版&映像翻訳 完全ガイドブック』イカロス出版
③『アルク翻訳レッスンシリーズ[メディア翻訳] 映画翻訳入門』アルク

① 字幕翻訳家、(故)太田直子さんの初エッセイ。単純にエッセイとしても非常に面白い本なんですが、「字幕ってこんな仕事です」「こんな風に仕事してます」という紹介本にもなっています。仕事や言葉へのこだわりが満載で背筋が伸びます!

② ムック本。いろいろある&定期的に出ていますが、今のところ、これが最新だと思います。映像翻訳業界のお仕事の流れが分かりますし、スクールや会社情報も充実しています。映像翻訳家さんのインタビューも多く、楽しい+勉強になります。

③ こちらは、映像翻訳に特化した問題集的な本。多数の有名翻訳家さんが手がけているので興味深いですし、自習にもいいと思います。

そのほかの業界本は、こちらのページに → ★コチラ★


  


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プロフィール

名前: すー。

字幕翻訳者です。2004年の秋にトライアル合格、2005年よりお仕事を開始。制作バイトとの かけもち期を経て、現在は在宅フリーランスで奮闘しています☆ このブログでは、昔の自分が知りたかったこと、お仕事をするようになって知ったことなどを、及ばずながらシェアしていけたらいいなと思います。よろしくお願いいたします!

*サイト: すー日記 bis サイト

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